2010年01月28日

水に混ぜるだけで高強度素材=高分子化合物を開発−東大など(時事通信)

 水に微量を混ぜるだけで、透明で強度のある素材に変化させる高分子化合物を東京大などのチームが開発した。特別な設備を必要とせず、すぐに作れるため、医療現場などで使う素材への応用が期待される。論文は21日付の英科学誌ネイチャー(電子版)に掲載された。
 東大大学院工学系研究科の相田卓三教授らは、水中に溶けた粘土の粒子と結合し、粘土を「足場」にして立体構造を作る有機高分子化合物を開発。この化合物を、粘土を溶かした水に入れてかき混ぜると、数秒でコンニャクのように固まる。
 この素材は透明で、95%の水分を含んでいるが、コンニャクの約500倍の強度があり、透明性を犠牲にすればさらに強度を高められるほか、ゴムのような弾性を持たせることも可能だという。
 相田教授は「化合物の基本的な骨格は、安全性が確認されている。混ぜるだけでいいので、再生医療などの現場で医師が使える素材になり得る」と話している。 

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posted by フカサワ シゲオ at 23:36| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

「猫の足星雲」を詳細に観測=星の生死解明に期待−欧州天文台(時事通信)

 地球からさそり座の方向に約5500光年離れた「猫の足星雲」を、欧州南天天文台(ESO)が21日までに南米チリにある望遠鏡で詳細に観測し、画像を公開した。猫の足の裏にある肉球のように見える明るい部分には、過去数百万年以内に誕生した若い恒星が多数あるとみられるという。
 同星雲は、地球がある銀河系(天の川銀河)の中にある。赤く見えるのは、若く熱い恒星を取り巻く水素ガスから放出された赤い光だけが、ほかのガスやちりに遮られず、地球まで届きやすいため。
 細かい泡のような部分は、大きな恒星が終末期を迎え、さまざまな物質を大量に周囲に放出しているか、既に寿命を終えて爆発した跡と考えられる。観測成果は、恒星の誕生から死までの過程を詳しく解明するのに役立つと期待される。 

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